ブログ一覧

住宅購入時のトラブルを予想してみましょう。

2018年01月19日   SAMATA公式ブログ

住宅購入でトラブル続出?!

 


 

 

 

弊社は注文住宅の会社です・・・。

 

毎日、家創りと真摯に向き合っております。

 

が、今回は「注文住宅のよさ」から少し離れ、

 

なかなか業者側が言い出さない悪い例について、

 

いろいろなケースを想定してお話ししたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


インナーガレージで車のドアが開けられない!

→不適切な設計や設計ミスによるトラブル

 

 

 

 

 

車の寸法は、一般的に幅が1.8m、長さが4.5m程度あります。

 

しかし、規格住宅や建売などの場合、

 

幅が2.1~2.5m程度となっていることが多いそうです。

 

 

 

2.5mの幅では、車のドアの開閉ができる限界で、

 

それ以下では乗り降りするのも難しいでしょう。

 

 

 

ましてや、車庫の奥に家が建っていて

 

車の横を通って家に入らなければならないタイプの場合、

 

車の横が狭いと、車庫からは家にすら入れません。

 

そして、もうひとつ重要なことは、

 

自転車置き場がないことです。

 

そのため、多くの車庫付き住宅は、

 

実際には(軽自動車を除いて)、

 

車庫として利用することが難しく、

 

駐車場は別途借りるケースも少なくありません。

 

車庫は自転車置き場兼物置として

 

使われているのが実態です。

 

 

 

駐車場代という固定費は思わぬ出費となり、

 

車を手放さない限りあなたの家計を

 

大いに苦しみ続けさせます。

 

 

 

群馬県は一人当たりの自動車の保有台数が日本一、

 

駐車スペースのない土地というのは珍しいかもしれませんが、

 

インナーガレージを検討される場合は、

 

特に設計において経験豊富で、

 

信頼のおける業者さんを選びましょう。

 

 

 

※追加の豆知識

 

インナーガレージは、容積率には含まれませんが、

建築面積には算入されます。

 

 

 

 

 

 

 

 


隣地境界とギリギリでトラブル発生

 

 

 

民法の規定によると、

 

隣地境界線と壁面までの距離は

 

50cm以上離さなければなりません。

 

 

ただし、耐火建築物の場合や、

 

慣習的に既に密集している地域で、

 

隣人の許可が得られている場合は良いこととなっています。

 

しかし、主に都心部の建売住宅を見ていると、

 

この規定を守っていない場合も昔は多かったようです。

 

隣地境界線と壁面までの距離は

 

20cm程度しかないものも以前はあったようです。

 

これでは、外壁やコーキング、

 

またはエアコンの室外機、給湯器、ガスメーターなどの

 

点検・修理・交換などができなくなってしまい、

 

保障の切れるおおよそ10年後にトラブルを生じます。

 

 

 

ではなぜこのような違法行為が可能だったのでしょうか。

 

例えば、2棟以上の建売住宅では、

 

売る前であれば隣地は同じ業者のものであるため、

 

隣人の許可があらかじめ得られているからです。

 

しかし、いったん売ってしまえば、隣地は他人のもの。

 

もはや建物の間に入ることはできません。

 

 

 

一部の業者は、特定の理由がある場合に限り、

 

隣地に入って点検・修理・交換などをすることを

 

認める条項をつけていますが、

 

特定の理由というものが将来起こりうるすべての事項を

 

網羅しているわけではありませんし、

 

将来的に隣人が敷地の所有権を主張することは

 

よくあることです。

 

 

 

 

しかし、本当の恐怖はこれからです。

 

 

地震や火事や寿命などにより、

 

将来建て替えるときは、

 

50cm以上離して建てなければならないため、

 

現在の家より極端に狭い家しか

 

建てられなくなってしまうということです。

 

 

そのような家は狭すぎてもはや使い物になりません。

 

 

そのため、土地の資産価値は著しく低下するのです。

 

 

ましてや不整形な土地や狭小地ではことさらに使い物になりません。

 

 

 

 

住宅購入時は、

 

 

壁面から敷地境界線までの距離が

 

 

最低でも50cmは離れていることを確認したいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


工期優先のずさんな工事

 

建売住宅の話になりますが、

 

建売住宅は以前のブログでもお伝えしたように、

 

人件費を節約するため、非常に高速に建ちます。

 

平均的には基礎着工から竣工まで2ヶ月弱のところが多いようです。

 

 

しかし、常識的に考えて、このような短い工期では、

 

丁寧な工事はできません。

 

そのため、見えるところはともかく、

 

見えないところのつくりはずさんなこともあり、

 

構造についてのトラブルも少なくないようです。

 

 

少ない筋かい、

 

構造用合板やダイライトなどの面材の省略、

 

釘の飛ばし打ちもしくは細い釘の使用

 

・・・などが挙げられます。

 

 

しかし、最もひどいのは断熱材の施工で、

 

ただ押し込んで詰めては一部とめているだけというのがほとんどです。

 

これではいくら良い断熱材を使っても、

 

夏は暑く、冬は寒い家になってしまうばかりでなく、

 

壁内に湿気が侵入し、壁内結露を起こし、

 

保障の切れるおよそ10年後には木材が腐ってきます。

 

断熱材は、隙間なく、均一に取り付けてはじめて効果を発揮します。

 

基礎もコンクリートを十分に養生しないで上部を作っていくため、

 

10年後には変形・ひび割れなどの危険性が高くなっています。

 

 

 

 


建物に対して価格が高すぎる

 

 

注文住宅は、耐震性や品質の面では

 

建売住宅に比べるとグレードが高く、

 

よくできていることが多いでしょう。

 

 

しかし、デザイン料、モデルルームの建築費・維持費・撤去費、

 

テレビコマーシャルや新聞広告の宣伝費が、

 

大幅に建物価格に上乗せされているため、

 

価格は非常に割高になっています。

 

 

例えば、ツーバイフォー住宅は建材費や施工費用を考えると

 

坪55万円(建物本体価格)もあれば建てられるものですが、

 

一般的なツーバイフォー住宅は坪100万円程度します。

 

確かに物はいいですが、あまりにも高すぎますし、

 

ここまでの金額を出すのであれば、

 

壁式鉄筋コンクリートのしっかりとした家が建てられます。

 

 

 

 

耐震性と耐久性と精度を重視するのであれば、

 

鉄骨構造体で床と外壁にALCを用いたものが勧められます。

 

鉄骨構造体+ALCの家は、

 

寸法が狂ったり腐ったりシロアリが沸いたりするリスクは低く、

 

60年は使えると考えられるでしょう。

 

しかし、やはり坪90万円(建物本体価格)以上はしますし、

 

コーキングや設備などはそれなりに痛みますので、

 

定期的なメンテナンス費用もかなりかかります。

 

 

 

一方、耐震性と高断熱・高気密を重視するのであれば、

 

木質パネル工法が勧められます。

 

 

しかし、やはり坪80万円(建物本体価格)以上はしますし、

 

やはり定期的なメンテナンス費用は考えておかなくてはいけません。

 

 

 

 

 

しかし、購入した住宅は

 

二度と交換のできないものであることを考えると、

 

長期的なスパンで見れば、

 

安かろう悪かろうの見栄えだけの住宅を買うよりも、

 

高耐震・高耐久・高気密・高断熱のものを建てた方が、

 

将来の維持費や光熱費なども含め

 

結果的に安くつくというのが最近の定説となっています。

 

 

 

 

 

 


古い知識に固執した作りで、耐震性が低く、冬は寒い。

 

 

注文住宅の中でも、地元の工務店で建てたときのトラブルを

 

(弊社としては勇気を出して)想定してみました。

 

 

 

 

工務店はたいていが木造軸組工法です。

 

新しい住宅について研修を積んでいない業者さんは、

 

悪い意味で古い方法に固執して建てる場合があります。

 

 

 

筋交いが少なかったり、

 

金物を省略したりするなど、

 

耐震性が劣るケースもあります。

 

構造計算も義務ではないので、

 

安全性を数値などで把握することが難しくなってしまいます。

 

 

 

また、断熱材の使用量が少なくかったり、

 

取り付け方が悪かったりして、

 

せっかくの注文住宅にもかかわらず

 

断熱材が結露で垂れ下がり、冬寒く夏暑く、

 

隙間も多いので冷暖房の効きも悪いという、

 

悪い意味での昔の家が出来上がってしまいます。

 

 

 

地元工務店が全てそうであるわけではありません。

 

 

きちんとした工務店は、

 

新しい技術を学んだ一級建築士が設計と監理をし、

 

構造計算書もちゃんと出てきます。

 

 

きちんと耐震等級3や次世代省エネ基準などを指定し、

 

対応してくれる業者を選定し、

 

見えないところまで数値で把握できるようにしましょう。

 


 

設計事務所は高い。

 

 

注文住宅を設計事務所に頼むという手段もあります。

 

設計事務所のデザイナーは、

 

斬新なデザイン、吹き抜け、曲面壁面、らせん階段など、

 

オシャレで視覚的にお客様を満足させるような

 

素敵な間取りを提案してくれると思います。

 

 

 

しかし、吹き抜けがあるとないとでは、

 

あるほうがどうしても冷暖房費がかかります。

 

 

曲面壁面もオシャレですが、

 

場所によっては家具が置けず、

 

らせん階段は上り下りしずらいところもあり、

 

住み心地の点で言えば、

 

かゆいところに手が届かないかもしれません。

 

間取りによっては、耐震性が低くなることも多いようです。

 

 

家は、安全安心で、快適に生活するためにあります。

 

どこを重要視するか、メリット・デメリットも把握しておきましょう。

 

 

 

 

 


 

打ち合わせが多いのに、思い通りに出来上がらない

 

注文住宅は、一からお客様と家を創り上げていきます。

 

しかし、打ち合わせで決定したことについては、

 

文句を言うわけにもいきません。

 

 

 

色などは有償で変更することもできるでしょうが、

 

構造や間取りで致命的なミスをした場合にはとりかえしがつきません。

 

 

 

何事も失敗しないためには経験が必要です。

 

満足できる家を建てられるのは3回目であると言われますが、

 

3回も家を建てる人はまずいません。

 

 

 

建築の専門家が家を建てるならばともかく、

 

まずは勉強して、

 

家を建てる場合のあらゆる知識を装備してはいかがでしょうか。

 

 


 

 

SAMATAでは、毎月勉強会を開催しています。

 

お問い合わせはお気軽にどうぞ。

 

 

 

お得なギフトレターはこちら