:信頼できるプロ(業者)をどうやって探しますか?

 

building_koumuten

 

設計から工事、アフターメンテナンスまで、しっかり面倒をみてくれる工務店は、

建て主にとって大変心強いパートナーです。

 

しかし世の中には、様々なタイプの工務店が存在し、

時には建て主が期待するような家づくりが叶わないことがあります。

 

そこで、自分の家づくりを託すパートナーにふさわしい工務店を選ぶためのポイント

紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

注文住宅の工務店選びのコツ

 

question03_01

 

地域に根ざした営業と特徴のある事業展開をしている工務店。

 

数多くある工務店の中から良質な工務店を選び出すためには、

その全体像をどんなポイントでチェックするといいのでしょうか。

 

 

 

 

1.社長の顔が見えるか

 

社長の肖像画が掲げられているか?ではありません。

 

工務店というものは、社長がどんな企業理念を持って家づくりへ取り組んでいるか、

建て主を本当に大切にしているかといったことが、その工務店の社風として如実に表れます。

 

ですから、社長の考え方が具体的に見える、伝わる工務店であるかは

1つのポイントとなります。

 

 

 

 

2.会社の組織力が高いか

 

例えばトラブルが発生した場合、会社全体で共有できているか?といったことも重要です。

共有できていれば、同じ問題を二度三度と繰り返すことはなくなります。

トラブルを未然に防ごう、発生した場合は会社全体で解決を図ろうという姿勢がある工務店

選びましょう。

 

 

 

3.スタッフの育成、新しい情報収集に努めているか

 

優秀なスタッフや、時代にあった新鮮な情報は、よりよい家づくりに欠かせません。

 

日々の業務に追われるだけでなく、会社としてスタッフ教育や住関連情報の収集・勉強会などに

積極的に取り組んでいる工務店は向上心が高く、よい工務店といえます。

 

 

 

 

4.経営力が高いか

 

どんなに腕がよくて、掲げた理念に共感できても、工事中に倒産されては困ります。

ですから、自分たちのパートナーとなる工務店は、経営的に安定しているかを確認するのも

重要です。
中には工事を受注するために利益のほとんど上がらない仕事を引き受け、何か問題が起きたら

逃げてしまう工務店もあります。

それよりも工事では適正な利益を上げ、建て主と長く付き合うための体力を蓄える工務店のほうが、

健全で安心ということが言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

:工務店に必要な「力」を比較して選ぶ

 

工務店を全体像で比較してある程度絞り込んだら、工務店に必要な

「設計力」「工事力」「アフターメンテナンス力」でさらに比較してみましょう。

 

 

 

1.設計力

 

設計施工を行う工務店として、設計力は必要な能力です。チェックするポイントは、

 

・バランスのとれた、生活しやすい家を設計できるか?

 

・建て主の希望・要望を上手に組みとれているか?

 

・必要な図面をしっかり描くことができるか?

 

などです。

 

 

2.工事力

工事の品質を左右するのは「現場監督」の腕次第といっても過言ではありません。

 

・信頼できる優秀な現場監督が自分たちの家づくりを担当してくれるか?

 

・その現場監督が忙しすぎて、同時に何棟もの現場を見ることになっていないか?

 

などをチェックします。

 

 

また、大工や設備関係の職人の質も重要です。

 

・職人を自社で抱えていない場合は、腕のよい大工や職人をきちんと手配できる環境が整っているか?

 

なども具体的に聞いてみたいところです。

 

 

3.アフターメンテナンス力

 

家ができあがってから、永くよい状態で暮らすには、適切なメンテナンスが大切です。

家が完成したら、まったく工務店が寄り付かない・・・。こんなことでは困ります。

 

 

・竣工後も、必要なメンテナンスをきちんと行える体制ができているか?

 

・実際に完成した住宅に対してどんなメンテナンスをしているか?

 

を確認しましょう。

 

 

 

このほか、顧客満足度の高さや情報公開への取り組み、コスト(ダウン)への取り組みなど

いくつかの項目がありますが、工務店を見極めるうえで、まずしっかり確認したいポイントを

挙げました。
あなたのパートナーとなる工務店を、あなた自身の目でしっかり選んでください。