前回は、ZEHの話でしたが、
今回は、その中で出てきた「パッシブ」について
簡単にまとめてみます。
:パッシブハウスの由来
写真/SAMATA施工事例(長期優良住宅の1例より)
Wikiペディアより
パッシブハウスとは、ドイツパッシブハウス研究所が規定する
性能認定基準を満たす、省エネルギー住宅のことです。
日本で最初のパッシブハウスは、2009年8月に神奈川で建築されました。
パッシブハウスの名前の由来は、
高性能の住宅の建築により、
アクティブな例暖房器具が不要であるという意味合いから、
「パッシブpassive(受け身の)」の名がつけられました。
:パッシブハウスにするには?
設計段階で、最初に出てきたドイツパッシブハウス研究所に
審査を依頼します。
そこで性能基準を満たしていれば、仮認定書が発行されます。
施工後、設計機能を有しているか躯体性能試験を行います。
基準を満たしていれば、正式な認定書が発行されます。
:パッシブハウスの性能のすごさ
写真/SAMATA施工事例(長期優良住宅より)
パッシブハウスは、気温が―20℃になる極寒の地でも、
暖房なしで過ごせるほどだそうです。
日本には四季があるため、
日本の気候に合わせたパッシブハウスの建築が望まれています。
・・・さて、今回は「パッシブ」な住宅・入門編をお届けしました。
様々な住宅業界のキーワード、知っておいて損はありません。
次回も、気になるキーワードをチェックしてみたいと思います。