夏休みもあと約2週間
小学生以上のお子さんは、宿題終わりましたか?
今回は、夏休み特集と題しまして、
画材の紹介をしたいと思います。
:ダイソーのアクリル絵の具を使ってみよう
ダイソーの画材売り場で、写真の絵の具を見かけた方もいらっしゃると思います。
これは、「アクリル絵の具」という種類の絵の具です。
彩色時は水性、乾けば油性(ペンキみたいなかんじ)という、
摩訶不思議な絵の具なのです。
筆者は以前、ダイソーで販売される前は、上記の写真にある
リキテックスというメーカーのアクリル絵の具を買い求めていました。
これが安くなくて、しかもパレットも特殊な使い捨て。
アクリル絵の具用パレットは、乾けば色落ちしないので、
撥水処理がされた紙で作られているのです。
筆もアクリル絵の具用を購入していました。
それが今はダイソーで買える!
パレットは・・・・紙皿でOK!
なんて素敵な時代なんでしょう。
リキテックスの会社の方には申し訳ないですが、
アクリル絵の具は子どもの「絵嫌い」をなくせるかもしれない
素敵な素敵な画材なのです。
:アクリル絵の具はなぜおすすめか
アクリル絵の具は、乾けば水に溶けません。
なので、油絵のように「重ね塗り」が容易にできます。
下絵でちょっと失敗したと思っても、
最初の塗りでちょっと失敗したと感じても、
何度でも塗りなおすことができます。
さらに、油絵のように、下絵の段階で淡い色をのせておけば、
上塗りした時の発色もコントロールすることができます。
↓↓↓↓↓↓↓
下塗り。おすすめはクリーム色(黄色+白)
続いて色を入れてみます。
ここまではなんとなく水彩画という感じです。
これは色を3層ほど塗り重ねたものです。
陰影が少し表現されてきました。
慣れれば塗るのが簡単で、イメージを表現しやすいので、
子どもは楽しく塗ることができているようです。
↑小学校2年生男子の制作中の絵。
↓
間違えて塗りなおしもしましたが、5層ほど塗り重ねた状態(ほぼ完成)
乾いてからであれば、上塗りしても色が混ざらないので、
間違えた!と思ったら何度でも塗りなおすことができます。
ゴッホのヒマワリの絵は、別の絵に上塗りされた形跡があるようですね。
でも、まったくわかりません。
名画の巨匠のように、納得するまで塗り重ねられる魔法の絵の具、
みなさんも試してみてはいかがでしょうか。