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皆様、こんにちは。
本日のテーマは『2024年10月どうなる住宅ローン金利』
多くの金融機関が4月1日と10月1日に変動金利の見直しを行います。その為10月以降の変動金利の上昇が懸念されています。
金利の動向は、経済状況や日銀(日本銀行)の政策に大きく影響を受けます。
日銀は経済の状況に応じて政策金利を調整しますが、2024年3月に“マイナス金利政策”を解除し、7月には政策金利を0.25%程度に引き上げました。
住宅ローンの金利は、主に市場金利に連動している為、市場金利が上昇すると住宅ローンの金利も上昇します。
住宅ローン金利は変動型と固定型がありますが、変動型は半年ごとに金利が見直されるため、特に金利上昇の影響を受けやすくなっています。
2024年9月の時点では、
<主要なメガバンク>
変動金利は、0.3~0.4%台
固定金利の10年固定は1.0~1.7代%台、20年固定では1.8~2.9%台
<ネット銀行>
変動金利は、0.2~0.8%台
固定金利の10年固定は0.9~1.7代%台、20年固定では1.3~3.2%台
<地方銀行>
変動金利は、0.3~0.9%台
固定金利の10年固定は1.0~1.8代%台、20年固定では1.9~2.7%台
<フラット35>
1.82%となっています。
多くの金融機関が来月の10月1日に変動金利の見直しを行う為、10月以降は変動金利の上昇が予想されます。
変動金利が上昇するタイミングは、固定金利への借り換えの需要が高まるタイミングでもある為、民間の35年の超長期固定金利や20年固定金利は、さらに下がる可能性もあると予想されます。
フラット35の住宅金融支援機構は、営利目的ではなく国民の住宅金融の円滑化を最優先としているため、金利上昇を抑える傾向があります。そのため、フラット35の金利は、ほぼ横ばいで推移すると予想されます。
固定金利よりも変動金利の方が金利は低いです。
しかし、安易に金利が低い方を選ぶのではなく、“金利が上がった時のこと”をしっかりと考えることが重要です!
・金利が上昇してもちゃんと返済できるのか
・その際に返済をしっかり継続できるのか
これらを考えずに変動金利を選び、市場の動向を把握せずにいれば、後悔する時が来るかもしれません。
住宅ローンについては早い段階でご自身で絞るのではなく、専門知識のあるスタッフにまずは相談することをおススメします。
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