家を建てたい!と思っても、
もちろん、すぐに建つわけではありません。
プランニングを経て契約し、完成するまで約8カ月。
着工してから約3カ月で完成します。
それでは、家を建てるのに最適な時期はあるのでしょうか。
今回は、様々な状況別でのおすすめの時期をご紹介します。
:ご夫婦のみ
昔から、家は冬に建てたほうが良い、と言われているそうです。
冬場は晴れていて木材が雨に濡れにくいことや、
大工さんたちにとって余裕のある時期。
そのため、より丁寧に工事してくれる、なんていう話も。
ただ、現在は在来工法では1日で屋根まで造ってしまうので、
ほぼ問題なしと言ってもよいでしょう。
契約してから8か月後に引越し休みがとれるか、
仕事の繁忙期に重なっていないか等、
お施主様個人のスケジュールを参考に
完成時期を検討してみましょう。
:ご夫婦(奥様がご妊娠中とすると・・・)
12月前後・・・プランニング(奥様妊娠後期)
2月頃・・・契約(奥様出産)
4月頃・・・地鎮祭(赤ちゃんは生後2か月なので、外にも出られる。)
5月頃・・・着工
8月頃・・・竣工・お引渡し(赤ちゃん生後6か月)
筆者の「赤ちゃん連れ引越し」の経験では、夏場の引越しがお勧めです。
とにかく、人が住んでいなかった家は乾燥しています。
引越しでかなりほこりもたつので、
冬場に引越しをした時は、
子どもが気管支炎や喘息に罹患する可能性もあります。
比べて夏場は、寒さや乾燥で風邪をひく心配は少なくなります。
筆者友人の経験では、内装のクロスの接着剤のにおいがきつく、
3日間窓を開けて換気し、やっと入居できたとのこと。
引越が完了したら、それまでの環境と同じになるというわけではないので、
要注意です。
次回は、お子さん(0~6歳)がいるケース、
学童期のお子さんがいるケースについてご紹介します。