住宅ローンを組む際に、
外構費用の蓄えがないので、建物と一緒に組めないか?
というご相談をよく受けます。
ポイントは二つあります。
一つ目の大きなポイントは、
金融機関によってできるところとできないところとがある、
ということです。
外構工事を建築工事の一部とみなす金融機関と、
そうでない金融機関とがあります。
前者の場合は、工務店からの建築工事費の見積書と一緒に
外構費の見積もりと契約書も添付すれば、合算した金額を
総予算として考慮してくれます。
二つ目のポイントは、
同じ業者に依頼する。
ということです。
引き渡し後に他社に依頼する場合は、住宅ローンに入れることはできません。
工務店などに外構もお願いすると、マージンが発生して
多少割高になりますが、ローンに組み込んでも
支払える範囲なのであれば構わないと思います。
次に、外構費などに関わる住宅ローン減税の話です。
まず、外構費用は住宅ローン控除対象にはなりません。
に、土地を前もってキャッシュで購入した場合などは、
土地代も同じく住宅ローン控除対象にはなりません。
以前のブログでもお話しした通り、土地から探されている方は、
工務店などのパートナーを決めてから土地を探して購入すると
よいでしょう。
ところで、エアコン家具などは住宅ローン控除に
含まれるのでしょうか。
エアコンは、契約した業者から購入し、さらに
取り外しができないものと認められれば、
住宅ローン控除含めることができます。
照明器具はどうでしょう。
これも、エアコンと同じ考え方になります。
契約した業者から購入し、取り外しのできないタイプ
(ランプのような置くタイプは不可)でしたら大丈夫、
ということになります。
そのほか、水道工事代金なども、土地をキャッシュで購入した
場合は、控除対象にならないのでご注意ください。
税金のことで困ったら、税務署に足を運ぶのが一番です。
税務署は、自分からやってきた人にはとても親切です。
先日も筆者が税金の相談にいったところ、実際の書類を見ながら
丁寧に説明していただけたので、とてもよくわかりました。
ローンになにを組み込めるかは、見学会などで相談会を行っています。
細かいところ、ここでしかお話しできない内容などもありますので、
困ったら、まずご相談ください。