謹んで新春をお祝い申し上げます。
旧年中は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。
本年も皆様が御健勝で御多幸でありますよう、心からお祈り申し上げます。
新春特別号:亥年の話題を先取り
今年のブログ第1話は、イノシシの話で始めたいと思います。
十二支については昨年ご紹介しましたので、
亥年に話題になることを先取りしてご紹介したいと思います。
今日は平成最後の成人の日
平成最後の成人の日となった今日は、
各地で新成人の門出を祝う式典が開かれました。
総務省の人口推計によると、
1998年生まれの新成人は125万人(男性64万人、女性61万人)、
68年に統計を始めてから最も多かった70年の246万人の約半分、
平成で最も多かった94(平成6)年の6割だそうです。
総人口に占める割合も、
0・99%と9年連続で1%を割り込んでいるというから驚きです。
成人年齢を18歳に引き下げる改正民法が成立し、
2022年4月に施行されるため、
今後は開催時期など、成人式の在り方が変わっていく可能性もありますね。
亥年選挙ってご存知ですか?
参考画像:2009年の選挙ポスター
亥年は参議院選挙と統一地方選挙が同時に行われる年である。
1947年に参院選と統一地方選が同じ年に行われて以降、
統一地方選挙は4年に1度、参議院選挙は3年に1度行われている。
そのため4と3の最小公倍数である12年に1度、
「春の統一地方選挙と夏の参議院選挙」が行われていて、
それが亥年にあたる。
(wikiペディア参照)
年末年始の特番でも、いわゆる「亥年選挙」について
話題があがっていましたね。
「亥年選挙」とは・・・
亥年の選挙は春の統一地方選挙に向けて地方政治家が活動をするため、
夏の参院選選挙では参議院議員の応援運動に注げる力が減ってしまい、
現在の与党である自民党に不利になりやすいという、
元朝日新聞記者の石川さんの仮設のことを言います。
さて、今年はどうなるでしょうか?!
アメリカを取り巻く経済の動きは?
米国では、2018年11月に実施された中間選挙の結果を受け、
2019年1月3日に招集される第116議会は、
上院は共和党が、下院は民主党が支配する「ねじれ議会」となります。
議会は機能不全となり、
トランプ大統領は、オバマ前大統領と同様、
外交・安全保障政策、通商・貿易政策に一段と主眼を置かざるを得ないと予想する識者が多いようです。
対中貿易戦争はいったん「停戦」となりましたが、
期限は2019年2月末までであり、
短期間で全ての案件で合意されることはなさそうな予感・・・。
特に交渉は、農業やエネルギーなどから、
徐々に中国の核心的利益とされる「中国製造2025」問題や
南シナ海の領有権問題など、
外交・安全保障問題にシフトすることも予想されます。
交渉期間が長期化すると、
2020年大統領選のキャンペーンに重なることになり、
ますます妥協が難しくなることが容易に予想されます。
また、貿易戦争はEUや日本にも及ぶ可能性があります。
経済運営では、2018年12月の利上げ継続は可能性が濃厚ですが、
2019年の利上げ回数が従来の3回から減少する可能性が出てきているそうです。
一方で、米財政赤字は増加継続とみられ、
いったん低下した米長期金利は再度、上昇に転ずる可能性もあり得ます。
いずれにしても、
2019年は米国のGDPの約7割を占める経済のエンジン役である
個人消費の燃料とも言える資産効果と雇用環境の改善がどうなるかに、
注目が集まりそうです。
米株価や住宅価格が下落に転じることになれば、
米国のみならず世界経済の失速シナリオが急浮上する可能性も想定されます。
前回の亥年だった2007年は、
2000年代に入りIT化や金融化のもと景気拡大が続いていた中で、
夏ごろから米サブプライム問題が浮上、
2008年9月のリーマンショックにつながりました。
同様に、2019年を前に、
米国をはじめ長く続いてきた景気拡大にピークアウト感が出ている一方で、
米国の利上げや欧州の金融政策修正に加え、
米中貿易戦争の激化など不透明な材料が増加しています・・・。
2019年の最大の課題は国際経済問題となる可能性が高そうです。
平成が終わり、新しい元号へ
祝日法により、10連休に!
皇太子さまが新天皇に即位される来年5月1日と、
新天皇即位を公に示す「即位礼正殿の儀」が行われる同10月22日を
来年に限り祝日とする法律が8日未明の参院本会議で、
賛成多数で可決、成立しました。
祝日法の規定により、4月27日から5月6日まで10連休となります。
皆さんは、いかがお過ごしになりますか?
まとめ
今回は、新春特別号と題し、今年話題になりそうな内容をピックアップしてみました。
次号は「今更聞けない、木造と軽量鉄骨等の違い」についてお送りする予定です。
今後とも、ご愛読よろしくお願い申し上げます。