高崎市のデザイナーズハウス、高気密・高断熱のSAMATAです。

 

皆様、こんにちは。

本日のテーマは『住宅ローンの基礎知識~固定期間選択型~』です😊

代表的な3タイプ「変動型」「全期間固定型」「固定期間選択型」のうち、「変動型」と「全期間固定型」ついてはお伝えしてきました。

今回は「固定期間選択型」について詳しく説明します♬

 

まず、固定金利タイプには、全期間固定型と固定期間選択型というのがあります。

全期間固定型は、金利が完済まで変わらず、返済額がずっと同じです。詳しくは前回の記事『住宅ローンの基礎知識~全期間固定型~』をご覧ください。

固定期間選択型は、固定期間中の金利は固定され返済額が一定となり、期間終了時に再度金利のタイプを選べます。

 

<ポイント>

・3年、5年、10年というように期間を決め、一定期間の金利を固定する。

・固定期間が長いほど、金利が高くなる。

・固定期間終了後、再度金利のタイプを選択することが出来る。

・期間終了時にどのタイプにするかを選択しないと自動的に変動型になってしまう。

・固定期間中は金利タイプの変更は不可。

 

 

<メリット>

・金利を固定する期間を選ぶことが出来る。

3年、5年、10年、15年、20年などから選ぶことができます。

 

・固定期間中は返済額が一定。

固定期間中の金利は固定され返済額が一定となるので生活費などの管理がしやすくなります。例えば子育てが落ち着く15年後までは固定にし、その後再度金利タイプを選択するということが可能です。

 

・固定期間終了後、再度金利のタイプを選択することが出来る。

固定した期間が終了すると再度金利タイプを選択することになるので、そのときの金利の状況によって有利なタイプを選択することも可能です。

 

 

<デメリット>

・固定期間を選べるが金利に差がある。

一般的には固定金利期間が短いほど金利が低くなり、固定期間が長いほど金利は高くなります。

 

・返済額が大幅に上がってしまう可能性がある。

変動型のような1.25倍ルールなどが適用されないため、大幅に金利が上昇すると、固定期間終了後に返済額が極端に上昇してしまう可能性もあります。

 

・固定期間終了後の返済額が定まらない。

固定期間中は毎月の返済額は一定ですが、期間終了後は再度金利タイプを選択するので、その後の毎月の返済額が予測しにくくなってしまいます。

 

・期間終了時にどのタイプにするかを選択しないと自動的に変動型になってしまう。

固定期間が終了する前に銀行に次の希望を伝える必要があります。

 

・固定期間中は金利タイプの変更は不可。

 

 

<まとめ>

固定期間選択型は固定期間中の金利が固定され返済額が一定となるので生活費などの管理がしやすくなります。生活費や教育資金などを踏まえて期間を固定し、余裕が出来てから再度金利タイプを選択するなど、計画的に活用することが可能です。ただし、固定期間終了時に大幅に金利が上昇してしまうと、返済額が極端に上昇してしまう可能性があるなどのデメリットもあります。

その為にも、人生シミュレーションで今後何にいくらかかるのかをしっかりと知り、ご自身で金利タイプを選ぶことをおススメします。

人生シミュレーションや金利タイプについてより詳しく聞きたい方、未来を見据えた資金計画について気になる方は、知識豊富なSAMATAのスタッフにご相談ください😊


 

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