必要ない保険その3:個人年金保険
老後、お子さんたちが自立し、夫婦二人で生活していくのに、
いくら必要だと思いますか?
月々出ていくお金は、衣食住だけにとどまりません。
税金、保険料などの支払い
交際費
慶弔費
子どもたちへの支援
・・・
私は、ある保険屋さんの計算で、
最低でも月35万円必要だといわれました。
これが「普通」にくらしていく上で必要な金額だと。
「え?そんなに年金もらえない・・・」
そこで保険屋さんが提案してくるのは、個人年金保険です。
しかし、個人年金保険も必要ない保険なのです。
:個人年金保険よりお得な「確定搬出年金」
個人年金保険のメリットとしては、税金の控除が受けられることです。
しかし、控除の最大額は、
所得税が40000円、住民税が28000円です。
これを還ってくる税金の金額で計算すると、
年間4800円程度しか戻ってきません。
仮に控除を30年受けたとすると、
控除金額は合計144000円となります。
確定搬出年金はどうでしょう。
こちらは、掛けた金額全額が社会保険料控除として所得控除になります。
仮に毎月10000円確定搬出年金を掛けたとして、
還ってくる税金を計算すると、
年間18000円、30年間で540000円 となります。
控除額だけでも、個人年金の4倍のメリットがあります。
さらに、運用して得た利益が非課税という利点もあります。
個人年金には終身保険のような保障もないので、どちらが得かは明らかだと思います。
:その1からその3までのまとめ
-保険には、保険以外の要素は求めない。
次回は、
住宅ローンと外構費用についてお話します。