:壁紙の重要性
写真/SAMATAの施工事例より
(↓画面最大で見た場合↓)
左上/一般的なクロス
右上/エコカラット
左下/塗り壁風のクロス
右下/サンゴの塗り壁
完成見学会を行うと、ご来場いただいたお客様からご意見をいただくことの多いのが
「壁紙(塗り壁含む)」についてです。
どんな素材、どんな色に囲まれて生活するかは皆さん関心の高いところですし、
それだけ目に入ってくることの多い部分なのです。
:新築の壁紙選びのポイント(ビニールクロス編)
・傷が目立ってしまう色を知っておこう
濃い茶色・黒・紺などはモダンでおしゃれな印象で、部屋の雰囲気を
グッと落ち着かせてくれます。
ですが、剥がれたり傷がついたりすると、裏の白い部分が目立ってしまします。
補修すればよい話ですが、その手間を考えると、子ども部屋や人の行き来の多い部屋は
避けたほうがよさそうです。
重要!「白」の選び方
写真/SAMATA施工事例より
真っ白に見えますが、実際は色味の入った白です。
サンプルを見るより、実際は明るい印象になるので、
真っ白や明るい色を選びたい方は、下のアドバイスを参考にしてください。
SAMATAの家って白い家が多いですよね、と以前はよく言われました(笑)
(木造ならどんな色、デザイン、素材でも施工させていただきますよ)
それはさておき、白にもいろいろあるんです。
パールホワイト、オフホワイト、アイボリー、ベージュに近い白などなど・・・
それぞれ、部屋によって得意分野があるので、ご紹介します。
・真っ白に近い白・・・北側の部屋や、明るさの欲しい場所に。
ただし、トイレはNG!夜トイレに起きたときなど、まぶしくて目が痛くなってしまいます。
・落ち着いた白、ベージュに近い白・・・リビングなど、人が長く過ごす場所に。
夜も明るすぎると、ホルモンの分泌が妨げられ、メラトニンの分泌が妨げられるそうです。
夜まで過ごすリビングは、壁紙の色や光量の調節できるシーリングで、明るすぎないように
工夫しましょう。
・布織調の白、凹凸のある白、白色系の柄物・・・汚れの飛び跳ねが少ないところに。
洗面所やトイレは、柄物を選ばれるお客様が多いです。お勧めしているのは、柄があっても、凹凸の少ない素材を選ぶといったことです。
特にお子さんいらっしゃるご家庭は、汚れの飛び跳ねがふき取りにくいので、凹凸のない
クロスがお勧めです。
:アクセントクロスを選ぶ場合
色味のある壁紙をアクセントに選ぶときのポイントは、
全体に貼るとサンプルを見た時よりも薄い印象になるので、
濃い色を選ぶ、ということです。
全体に色を用いた場合・・・淡くて優しい印象ですね。
アクセントに用いる場合は、はっきりした色を。
:クロスはほとんどがビニール製
ここで素材の話になりますが、布調のものや塗り壁調のものも、
クロスはほとんどがビニール製です。
布素材のクロスもありますが結構割高ですし、健康にこだわって布素材にしても、
貼りつける際につかう接着剤までこだわらなければ、健康にこだわる意味が
なくなってしまいます。
ビニールのいいところは、色・柄の種類が豊富で、汚れが落ちやすいところです。
欠点は、
「呼吸しないこと」。
そして、接着剤を使用することです。
:塗り壁のススメ
写真/SAMATAの施工事例より(サンゴの塗り壁のリビング)
SAMATAでは、サンゴの塗り壁をお勧めしています。
私たちが暮らす日本の風土には、湿度調節をしてくれる塗り壁が適しています。
先人の知恵ですね。
ダニやカビからも家と住む人を守ってくれます。
さらに、サンゴは多孔質でホルムアルデヒドなどの化学物質を吸着・分解してくれます。
そして、「呼吸する」ことで、浄化された空気を空間に出してくれるのです。
自然に囲まれて生きてきた昔の人にはなかった様々な「病(やまい」が
現代人を蝕んでいます。
自然環境を身の回りに取り戻すのは難しくても、長い時間過ごす空間を
自然に近い形にしてあげることは可能です。
快適なうえで、さらに安全・安心な住環境づくりに取り組んでみませんか?